BMW F700GS ホンキ・プロジェクト始動!

皆様こんにちわ、ようやくバイクにとって嬉しい季節になりましたね。
季節の移り変わりとともに、当店でも新しいお客様がちらほら見えられますが、
けっこう聞かれるのが

 

「R1200GSが欲しいんだけど、足付きが不安だからなぁ。
Fシリーズでもいいんだけど、FってBMWのエントリーモデルでしょ?」 というお話し。

 

いやいやいやいや、Fは決してBMWのエントリーモデルじゃありませんよ!
もちろん、排気量的にはRシリーズより400cc少なく、水平対向エンジンでもありませんが、FはFとしてRには無い良さがたくさんあり、FとRシリーズは相互に不足分を補ってBMWのGSというカテゴリを形成しているのです。

 

さて、そんなこんなで今回 Motorrad Alpha では、F700GSの魅力と可能性を皆様に知っていただこうと
F700GS ホンキ・プロジェクト を始動いたしました!

 

コンセプトはズバリ
FシリーズはRシリーズの下位互換じゃない!
Fにしかできない事がある!!
です。

が、
そうは言っても、確かにRシリーズとFシリーズの見た目が違うのは事実。
Fシリーズに乗った事のある方なら、FとRの棲み分けが違う事には気づいていただいているとは思うのですが、乗った事がないとやっぱりまずはその見た目の違いが気になるのは否めないところ。

なので、今回のプロジェクトでは、まずこのF700GSのルックスをMotorrad Alpha オリジナルの本気モードのビッグオフに変えてみよう! となったのです。

 

気になる完成予定は6月25・26日に産業振興センターで行われる『アルファビッグバイクフェア in 新潟産業振興センター』での御披露目を目指しています。

という事で、まずはベースとなる車両をご紹介いたしましょう。

 

F700GSこちらがそのベース 車両、F700GS 2015モデルの未走行車です。800ccのエンジンはFシリーズ共通のものですが、700GS用に味付けされたとても素直なエンジンで、街乗りでもオフロードでもマルチにこなす優等生です。

また、シート高が765mmとなっており、ビッグオフのルックスとは相まって非常に足付きが良く、ガレ場などでも2足2輪での走破が可能という利点もあります。

 

 

 

F700GSさらに重量ではR1200GS-Aの車両重量260kgに対して212kgと48kgも軽量です。万が一のアクシデントの際にも引き起こしは随分楽になります。

このように、まさにRシリーズの痒いところに手が届く利点を備えたF700GSですが、R1200GSに比べると最低地上高の低さやパワー、そしてテレレバーの安定性などに関してはRシリーズに分があります。まさに相互補完で成り立っている訳です。

 

 

ちなみに、現在見ていただいているF700GSはノーマル状態となります。フロントフェンダーやシュラウドに見える黄色いテープは、カラーリングやデザインのスタディ用に貼ってあるものです。曲面が多いバイクなどのデザインでは実際の車両に直接マーキングを行って新たなデザインを行いますが、その下地としてマスキングテープを貼ってあります。

 

さてさて、じつは4月末時点でこの状態ですが、はたして間に合うんでしょうか?

兎にも角にも、プロジェクトは走り出しました。今後もこちらで進捗状況をアップしますので、応援宜しくお願いします!!